小笠原マルベリー

ユッカ(キミガヨラン)開花中(’24/8月中旬)


 

概要

 

’24/8月中旬、

複数箇所でユッカの開花を見た。

*ユッカ(キジカクシ科・外来種)

品種としてはキミガヨランと思われる

 

大きめの白花が目立つユッカ

 

ユッカの開花時期は、夏場で、

おおむね8月頃であろうか。

 

花は大柄の白い花をまとめてつける。

そのため、花は遠目でもわりと目立つ。

 

本種は低木ないしは多年性低木状草本であるが、

茎(幹)はやや高くなる。

そのため、

花もかなり高い位置にあることが多い。

 

まれに低い位置で咲いているところがあると、

花を見るチャンスである。

 

今年は道端の植栽個体で

そういうところがあった。

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

開花個体全景

5mぐらいまでのびている

たまたま花は低い場所にあった

 

 

円錐花序に、

多数の大柄な白花をつける

 

花被片がまだ開いていない状況

 

 

花被片6、おしべ6、めしべ1(柱頭3裂)

 

おしべ、めしべ拡大

柱頭3裂がわかる

 

葉は全周に放射状に多数つける

細長い先のとがった葉

 

 

 

 

 

 

見るには

 

 

夏場、

集落内の植栽株でときおり花をつけた株が見られる。

 

ツアーで紹介することはほとんどない。

 

花があれば紹介するので、

興味のある方はリクエストしていただきたい。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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