小笠原マルベリー

カロトロピス・ギガンテア(アコン、クラウンフラワー)


 

 

概要

 

’24/9月初旬、

カロトロピスの花を見つけた。

*キョウチクトウ科・外来種

カロトロピス – Wikipedia

 

農園の道路沿いに植えられている個体で、

花を見つけた。

 

以前から車で通っていた時に

花が咲いているように見えていた。

そのため開花はもうしばらく前だろう。

 

たまたま自転車で通る機会があったので、

じっくり観察してみた。

 

カロトロピスは低木性の樹木。

本種は

カロトロピス・ギガンテアであろうかと思う。

カロトロピス・ギガンテア – Wikipedia

カロトロピス・ギガンテア |  | かぎけん花図鑑

カロトロピス・クラウンフラワーCalotropisキョウチクトウ科

GKZ植物事典・カロトロピス・ギガンティア

アコン | 植物図鑑 | 海洋博公園 Official Site 

 

花色は品種により違いはあるようだ。

 

 

 

 

和名

 

一般には学名そのもので、

「カロトロピス・ギガンテア」という。

*カロトロピス・ギガンティアという表記も

 

和名は「アコン」というようだ。

Akond mulが語源であろうか。

根をAkond mulとして利用する地域があるそうだ。

 

英名では、

「 Crown flower(クラウンフラワー)」といういい方がある。

これは花形からきているだろう。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

農園の柵の外、

道路沿いに植えられている

樹高2-3m

 

花は茎の先端部が多いが、

茎の部位からも花序はのびている

 

花序の先にまとめて花をつけている

花冠の中央部に冠がある

 

花冠は薄紫5裂、おしべ5,めしべ1

 

おしべの部分がやや濃い目の色

めしべの柱頭のまわりは黄味を帯びる5角形

 

おしべ5の葯は

五角形の柱頭のくぼんだ頂点に曲がっている

 

 

 

葉は対生、全縁でかなり大きめ

葉の先はやや尖り気味

 

 

 

 

見るには

 

今のところ、

北袋沢の道路沿いの個体しか知らない。

復数本ある。

 

私有地の個体のあため、

道沿いで見られるから、敷地の中には入らないように。

 

ツアーで紹介することはほとんどないので、

興味があればお知らせいただきたい。

道路沿いなので、各種ツアーで立ち寄りは可能。

 

全ツアーメニュー

 

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP