「幕末」(司馬遼太郎)
目次
概要
2001年発行、
「幕末」(司馬遼太郎)。
『幕末』司馬遼太郎 | 電子書籍 – 文藝春秋 (bunshun.jp)
幕末におきた暗殺あるいは暗殺がらみの
12編の歴史小説。
実際に起きた事件だが、著者いわく小説である。
小説ごとに暗殺された人、暗殺して生き延びた人、
暗殺し損ねた人などいろいろ。
生き延びた人には、
明治新政府の元で出世している人もいる。
この小説は人を斬る場面がたくさん出てくるので、
寝る前には読まないほうが無難かと思う。
変な夢見るといけないから。
目次
桜田門外の変
奇妙なり八郎
花屋町の襲撃
猿ケ辻の血闘
冷泉斬り
祇園囃子
土佐の夜雨
逃げの小五郎
死んでも死なぬ
彰義隊胸算用浪華城焼打
最後の攘夷志士
「逃げの小五郎」は、
少し異質で、暗殺事件が出てこない。
小五郎とは桂小五郎、後の木戸孝允のこと。
狙われて逃げ回っているころの話。
主人公
主人公は12人。
有村冶左衛門
清河八郎
後家鞘彦六
田中新米衛
間崎馬之助
山本旗郎
那須信吾
木戸孝允
井上馨(井上聞多)
寺沢新太郎
田中顕助
三枝蓊(しげる)
この本読むまで知らなかった人物が数人もいる。
実在しない架空の人物もあるようだ。
参考
司馬遼太郎 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
木戸孝允 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
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