小笠原マルベリー

「アホウドリを追った日本人」(平岡昭利)


 

 

2015年発行、

「アホウドリを追った日本人」(平岡昭利)。

アホウドリを追った日本人 – 岩波書店

 

明治期、

南洋進出の大きな目的はアホウドリ。

アホウドリの撲殺により、

羽毛を採取し巨利を得る。

 

時を経て、アホウドリも減り、

資源採取はリン鉱へとシフトしていく。

 

主な舞台は、鳥島、南鳥島、沖大東島、

尖閣、ミッドウェイ、南シナ海の島など。

 

登場人物は、

玉置半右衛門、水谷新六など。

玉置半右衛門 – Wikipedia

水谷新六 – Wikipedia

 

現地に赴いた使用人は、

過酷な生活が待っていたようである。

 

ハワイ方面の自然保護区設定には、

こういった日本の資源搾取に進出したことが背景に。

 

本書では、

小笠原に関係する島(南鳥島)、

人(玉置半右衛門、水谷新六)も出る。

 

南鳥島にある「日本最東端」碑

 

 

 

 

目次

 

プロローグ

 

第1章 アホウドリを追って

   ──「海の時代」の到来

 

第2章 鳥類輸出大国「帝国」日本と無人島獲得競争

 

第3章 糞を求めるアメリカ人・鳥を求める日本人

 

第4章 アホウドリからリン鉱へ

  ──肥料・マッチ・兵器の原料を求めて

 

エピローグ──アホウドリから始まった

あとがき

参考文献

アホウドリ関連年表

 

 

 

 

参考

 

 

小笠原・硫黄島関連図書

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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