徳島県鳴門市「板東俘虜収容所跡」(’25/5月訪問)
目次
概要
’25/5月、
徳島県鳴門市「板東俘虜収容所跡」を訪問。
<近郊マップ>
板東俘虜収容所は、
中国青島(チンタオ)で捕虜となったドイツ兵が収容されていた。
跡地としては、
わずかな痕跡が残る程度ではある。
案内板など整備はされている。
周辺は宅地となっている。
<跡地マップと各施設>
車で5分ほどにある大麻比古神社には、
捕虜が作ったという橋が残る。
*大麻比古・・おおあさひこ
<神社由来>
神社の奥に、
ドイツ橋、メガネ橋という名がついている。
小さな橋であるが
実際に道もあり、通ることもできる。
<神社マップ>
1918年(大正7年)6月1日、
板東俘虜収容所の捕虜により、
「ベートーヴェン交響曲第9番」の日本初演が実施された。
このことはわりとよく知られている。
「バルトの楽園」という映画にもなっている。
近くには鳴門市ドイツ館があるのだが、
運悪く休刊日で見学できなかった。
この跡地は
徳島市外地から車で1時間以内で行ける。
また30分ほどで、大鳴門橋の方にも行ける。
僕はこのあと、鳴門公園に行き、
その界隈のホテルで泊まった。
現地の様子
板東俘虜収容所跡
第2給水施設
左・ドイツ兵の慰霊碑と右・ドイツ兵合同慰霊碑
赤十字ゆかりの地モニュメント
第1給水施設
酒保(売店)附属便所
友愛の碑
園内にあるドイツ橋を模したもの
兵舎第5棟
公園入口
左・ベートーベン第九日本初演の地
右・板東俘虜収容所跡
正門跡
元は木製
これはコンクリート製で、建て替えのもの
大麻比古神社
拝殿
メガネ橋
ドイツ橋
神社入口
参考