小笠原マルベリー

新潟県直江津市「直江津捕虜収容所跡」(’25/5月訪問)

 

 

概要

 

 

’25/5月、

新潟県直江津市を初訪問。

 

目的は

東京俘虜収容所第四分所(直江津捕虜収容所)跡であった。

 

この施設は1942年(昭和17)に開設され、

はじめ300人ほどのオーストラリア兵が収容された。

のち終戦間際では、

他の国の捕虜も収容、700人近くとなっていた。

POW研究会  | 研究報告 | 日本国内の捕虜収容所

直江津捕虜収容所事件 – Wikipedia

 

現在、ほとんど痕跡は残っていない。

跡地には、

平和記念公園と展示館が設置されている。

» 平和記念公園|直江津地区連合青年会

平和記念公園・展示館 | 【公式】上越観光Navi 

平和記念公園展示館 – 上越市ホームページ

262215.pdf・・パンフレット

 

公園は1995年(平成7)に造成され、

展示館は2000年(平成12)に開館したもの。

 

 

<平和記念公園説明>

 

展示館は一般住宅と変わりない外観。

通常は施錠されていたりするので、

見学は鍵を開けてもらう必要がある。

(入口に説明あり)。

僕が行ったときは、中で集会があって、

そのまま入ることができた。

 

内部は1.2階にパネル等の展示がある。

 

アクセスは直江津駅からは1.6㎞ほど。

徒歩20-30分ほどで徒歩圏内ではある。

関川沿いにあり、

そこから足を延ばすと直江津港に至る。

 

 

 

 

現地の様子

 

平和記念公園 

 

 

収容所跡の碑

 

同上拡大

 

 

平和友好像

 

オーストラリア兵捕虜死没者慰霊碑

 

同上銘板

「1942-1945、直江津で亡くなった、

ロバートソン中佐と、59人オーストラリア軍人に捧げる。

私たちは彼らを忘れない。」

 

 

 

 

捕虜収容所職員死没者慰霊碑

「平和の空に 八つの星」

 

上記2つの慰霊碑は

1995/10/8建立

 

 

展示館

公園の一番関川寄りにある

建物は一般住宅と変わらないつくり

 

2階展示室

 

 

 

 

 

参考記事

 

徳島県鳴門市「板東俘虜収容所跡」(’25/5月訪問)

 

 

小笠原・父島の戦跡

 

 

国内各地の戦跡

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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