クマザサハナムロ幼魚の群れ

目次
概要
とあるサンゴ域の浜で泳いでいた時のこと。
泳いでいたのは水深2mほどの浅瀬ではあるが、
すぐ脇がドロップオフ(崖地)になっているところ。
そのドロップオフの方から、
次から次へとクマザサハナムロ幼魚が群れるのが見えた。
クマザサハナムロは
体の縦筋の青白い線と濃い線が目立つ。
その部分が、
水中で見ると、とてもきれいに見える。
和名
クマザサハナムロは検索すると、
クマザサ、クマササと両方が出てくる。
サとザの違いだけから、
あまり気にする必要はないかもしれない。
クマザサハナムロは「熊笹花室(熊笹花鰘)」と書く。
由来ははっきりしないよう。
体形がクマザサに似ているのであろうか?
ハナムロはタカサゴの地方名。
とすると、
クマザサに似たタカサゴの仲間の魚という意味となる。
<画像>

水面近くで群れる
奥はドロップオフ

浅瀬側で群れる様子
<動画>
見るには
根魚ではないので、特定の場所はない。
そのため、
流れのない浜の浅瀬ではそう出会わない。
水深5m程度以上のサンゴや砂地の場所で泳ぐと
たまに遭遇する。
