小笠原マルベリー

ドクベニタケであろうか?

 

 

概要

 

’25/11月中旬、リュウキュウマツの樹下で、

ドクベニタケと思われるきのこを複数見た。

 

チシオハツか?ドクベニタケか?

 

小笠原では似た種でチシオハツも発生する。

この2種はとてもよく似ていて同定が難しい。

しかもリュウキュウマツの樹下で発生するのも同じ。

 

今回見たものは、

柄に赤味がなく、白いだけなので、

ドクベニタケと考えた。

 

いずれにせよ、

この2種は食用には適さない。

さらに、

ドクベニタケは和名の通り、毒のあるきのこである。

間違っても食べないようにと。

 

小笠原では、リュウキュウマツの樹下に、

食用に適するハツタケやアカハツが出る。

この2種は傘の色はやや似るが、

ひだも傘の部分と同色で、すぐ見分けがつく。

 

ということで、

ドクベニタケとチシオハツは食不適、

アカハツとハツタケは食用となる。

 

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

この個体は直径4㎝ほど

 

リュウキュウマツの樹下で発生

 

傘は赤味が強い

 

 

ひだは白い

 

 

ひだと柄は白い

柄に紅味がないので、ドクベニタケと判断

 

 

 

 

 

見るには

 

きのこはシーズン性もあるので、

いつも見られる場所というのはない。

 

発生個所はリュウキュウマツの樹下。

そういう場所は父島には多い。

 

発生しているときは

森に入る各種ツアーで紹介したりする。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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