小笠原マルベリー

夏場、南島で営巣するカツオドリ(遠望)

 

 

概要

 

’25/9月下旬、

南島に植物調査で上陸する機会があった。

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その2「南島・扇池が美しすぎる」

 

夏場、

南島では海鳥の営巣地になっている。

営巣する海鳥としては

カツオドリ、オナガミズナギどり、アナドリナドなど。

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その57「南島では海鳥の繁殖の様子が見られる」

 

その中で、

カツオドリだけは地上営巣タイプである。

そのため、

見通しがいいところでは遠望でもよく見える。

巣立ち前のヒナも多数見える。

 

観察にいい時期だったので、

休憩時間にカツオドリの営巣状況を遠望した。

その様子を紹介する。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

サメ池側の斜面の営巣場所

 

親鳥とヒナ

ヒナはまだ真っ白

巣立ちが近くなると、黒い毛が生えてくる

 

手前:親鳥とヒナ

奥:巣立ち近いヒナが単独で

 

 

 

 

 

 

 

 

現地の様子<動画>

 

 

 

群れ飛ぶところ

 

 

 

営巣中の親とヒナ

 

 

 

 

 

和名

 

 

カツオドリは「鰹鳥」と書く。

カツオドリ – Wikipedia

 

小魚をエサにしていて、カツオを獲るわけではない。

大型魚類に追われて海面付近にきた小魚を狙い集まるから、

カツオなどの群れを知らせる鳥とみなされたことから。

 

 

 

 

 

見るには

 

夏場に南島に行くと、

カツオドリは地上で営巣している。

 

そのため、遠望でも十分観察できる。

南島に行く、ボートツアーにご参加いただきたい。

*なお南島だけを目的としたツアーはほとんどない。

ドルフィンスイム&南島 – 小笠原村観光協会

 

カツオドリは父島ではほとんど営巣はない。

まれに、

山頂や展望台から、飛翔するのを見ることがある程度。

陸域ツアーではほぼ期待しない方が無難。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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