小笠原マルベリー

ポインセチア(ショウジョウボク)開花確認(’25/12月下旬)

 

 

 

概要

 

’25/12月下旬、

ショウジョウボク(ポインセチア)開花確認。

*トウダイグサ科・外来種

 

大きく育つショウジョウボク(ポインセチア)

 

場所は大神山神社付近の植栽木。

かなり大きくなっている。

 

昨年も同じ個体で同じ時期に開花を見ている。

 

ポインセチアが開花しはじめた(’24/12月下旬)

 

本種は雌雄同株で、雄性先熟。

開花し始めは雄花だけが見られる。

 

今回(12月下旬)は、雄花しか見られなかった。

開花しはじめたばかりということだ。

年を越して1月に入れば、

雌花も見られるようになるだろう。

 

クリスマスというと

ポインセチアの花をイメージする人もいるだろう。

 

ポインセチアは赤い花のイメージがあるが、

実は苞葉である。

ポインセチアが「クリスマスの花」になったのはいつから?

 

開花前から赤い苞葉が目立つようになる。

苞葉の中心部に

杯状花序に、こぶりな花をつける。

花といっても、花弁はない。

 

 

 

 

現地の様子

 

 

大きく育った植栽個体

道沿いで生えている

 

赤い苞葉が目立つ

 

苞葉と花序

 

雄性先熟で

雄花が開花状態

 

 

腺体と雄花拡大

 

雄花は花弁なし、おしべ多数(4-5ぐらい)

黄色楕円形は腺体(蜜をためるような場所)

 

 

 

 

 

 

 

見るには

 

 

ポインセチア、

普通見るのは鉢植えとかであろう。

 

大神山神社のは、

地植えで、立派な樹木となっている。

神社下の土俵・建物付近で自由に見られる。

 

ツアーなどで行くことはまずない。

なお、

まちなかの人家でも見られることろはある。

 

全ツアーメニュー

 

 

 

参考記事

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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