小笠原マルベリー

「ラン」(森絵都)


 

「ラン」(森絵都)

 

概要

 

2008年発行、「ラン」(森絵都)。

ラン 森 絵都:文庫 | KADOKAWA

『ラン』(森 絵都)|講談社BOOK倶楽部 (kodansha.co.jp)

 

2つの世界が混ざるパラレルワールド。

村上春樹の作品になじんでる方にはおなじみですね。

この作品もそういう部分があります。

 

タイトルの通り、ラン(走る)がテーマの小説です。

でも、主人公の走る目的は、普通、ありえないようなものでした。

彼女のマラソンの目標も、完走(42.195km)ではなく、40kmです。

 

物語の結末は久米島のマラソン大会。

さて、どうなったでしょうか?

 

 

 

内容

 

主人公は22才の女性・夏目環。

10代のうちに、両親と弟を事故で亡くし、おばに育てれられました

マンションにひとりぐらしで、日中はバイトをしています。

 

必要に迫られ、ママチャリを買います。

故障がちな自転車を自転車屋さんに持ち込んでいるうちに

その店主と仲良くなりました。

その店が閉店することになッたときに、モナミ一号を譲り受けます。

 

モナミ一号に乗るようになって、

レーンを越えて、不思議な(ありえない)世界に入っていく環。

 

その世界での交流のかたわら、

現実世界ではランニングチームに誘われます。

 

チーム練習を進めるうちに、

久米島マラソン出場することになりました。

 

2つの世界がからみ合いながら物語は進んでいきます。

 

 

感想

 

さて彼女は完走したのかしら?

そして、もう一つ世界の人たちはどうなったのかしら?

余韻を残しますね・・・。

 

前向きに進む彼女を見ている、

きっと上手くいったんだろうと思いながら本を閉じました。

 

枕元で気楽に読める小説でした。

この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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