小笠原に来なくてはいけない理由、その43「ダーウィン『種の起源』に出てくる島だから」
目次
概要
進化論で有名なチャールズ・ダーウィン。
現在、ダーウィンの名のつくものは色々あります。
番組では「ダーウィンが来た!」
ガラパゴスでは
チャールズ・ダーウィン研究所があります。
彼の代表的な著書が、「種の起源(種の起原)」。
種の起源(上) ダーウィン、渡辺政隆/訳 | 古典新訳文庫 | 光文社
種の起源(下) ダーウィン、渡辺政隆/訳 | 古典新訳文庫 | 光文社
ダーウィンといえば進化論。
ダーウィンが小笠原に来たことはありません。
ただし存在は知っていたようです。
本文(下巻・12章「地理的分布(続)」)で、
一度だけですが、小笠原の名前が出てきます。
もちろん海洋島についての考察の章です。
あまりにも有名なこの書に、
小さな島の小笠原のことが記載されているなんて、
初めて読んだときは驚きでした。
きちんと精査してはいませんが、
日本では小笠原だけが出ているのではないでしょうか?
記載部分
出てくるのは、下巻・12章「地理的分布(続)」で、
小笠原に言及するのは一度だけです。
訳文では
「ニュージーランドには、
・・・・・2種類のコウモリがおり、
ノーフォーク諸島、ヴィティ群島、小笠原諸島、
・・・・には、
すべて特有のコウモリがいる。」
この場面で、
たった一度ではあるが、小笠原が出てきます。
小笠原のコウモリは
もちろんオガサワラオオコウモリのことですね。
それだけでも
小笠原の人は読む価値があるのではないでしょうか。
オガサワラオオコウモリ
小笠原で見るには、
個人で探すのもいいですが、見つけるのが大変です。
ナイトツアーに参加されることをお勧めします。
それでもまれに見つからないときもあります。
参考「小笠原に来なくてはいけない理由」
小笠原ならではのこと、ナンバー1、オンリー1のことを集めてみました。
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