ピンク色の花が映えるムラサキカタバミ
目次
概要
道端の雑草扱い、
多年草のムラサキカタバミ(カタバミ科・外来種)。
草丈は20-30cmほど。
12月頃から花が咲き始めています。
小ぶりですが、ピンクの花が映えます。
島では、
こどもたちが「すっぱぐさ」ともよんでいます。
葉や茎をかじると、
シュウ酸塩のためすっぱいからです。
本種は、花がない時期に、
葉を見つけて、クローバーだという人がたまにいます。
クローバーは、
普通マメ科のシロツメクサなどのことを言います。
似ているといえば似ていますが・・・
父島ではシロツメクサは限られたところにしかなく、
ほとんどの道端はカタバミの仲間です。
和名
ムラサキカタバミは、
紫片喰(紫酢漿草)と書きます。
紫のカタバミの意味。
片喰や紫酢漿草と書くが、
片喰は夜葉を閉じるところから、
紫酢漿草はシュウ酸ですっぱいところから。
花
花は桃色5弁
おしべは10(長5、短5)
めしべ(5心皮、花柱5)
おしべ・めしべは筒状部にありわかりにくい
めしべは5心皮で、
花柱5が中心部で長くのびています
外側でめしべよりかなり短い、
短・長5ずつのおしべが10です
葉
葉は3出複葉
ツアーでは
ムラサキカタバミは道端で見られますので、
ツアーで紹介するほどではありません。
強いていえば、
島内観光の時に紹介する程度です。
前の記事へ
次の記事へ