夜間強烈な香りを放つヤコウボク
目次
概要
集落周辺で夜間に強烈な香りを放つ
ヤコウボク(ナス科・外来種)。
香りを放つのは花の部分。
初夏から夏の夜間は、
長期間にわたり、香りを放ちます。
昼もわずかに香りますが、
夜間とは比べものになりません。
芳香ではありますが、
香りが強すぎると、嫌みなぐらいです。
花そのものはごく小ぶりで地味なので、
それほど観賞価値はありません。
本種は、
常緑低木で、ややつるのようでもあります。
集落地に植栽があり、
一部その周辺で野生化しています。
なお、
山中で野生化してるところはほとんどありません。
和名
ヤコウボクは「夜香木}です。
夜に香る樹木なので、
まさに和名の通りです。
ヤコウカともいわれ「夜香花」です。
香るのは花なので、これもぴったりですね。
生えている様子
野生化個体群
地上部を覆うように生えているところです。
野生化個体
これは林縁で生えているそれほど大きくない個体
葉は互生、披針形
花は円錐花序の先に多数
花冠の色は黄白色~黄緑色
筒状花5裂、筒状部が長いです
花冠の先端は星型5裂、おしべ5、めしべ1
柱頭の外側はは平べったい円形
見るには?
大村地区や扇浦地区の人家のあたりで
ところどころ植栽があります。
宮之浜に下る道には
野生化した大きな群落があります。
日中は印象にの残るところもないので、
あまり話題にしません。
興味のある方はリクエストしてください。
夜の強烈な香りが印象に残る樹木です。
ナイトツアーの時に話題にします。
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