「幸福な生活」(百田尚樹)
目次
概要
2011年発行
(文庫本は、「賭けられた女」を加え、2013年発行)、
「幸福な生活」(百田尚樹)
タイトル作も含む全19編の短編集。
様々な男女の関係を描き、
最後の1行に必ずオチを入れる結末となっています。
紙面では、
最後の1行は、次のページに1行だけ書かれます。
このページをめくるときの緊張感も楽しいです。
19編もあると、理解力によって、
腑に落ちたり、落ちなかったりがあります。
また一部読んでいて、
結末が見えてくるものもあります。
それはそれで、
結末が当たる、読んだ達成感が出ます。
それぞれの設定は
ありそうでなさそうで・・
短編集なので、どこからでも読み始められます。
お気に入りのタイトルからどうぞ。
解説文
文庫本の解説は宮藤官九郎氏です。
解説も必読です。
宮藤さんは、
適切に百田氏の作風を見抜いていいますね。
たしかに変幻自在の作風です。
「作風」をもたない作家と評していました。
参考
百田尚樹: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
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