小笠原マルベリー

ムニンタイトゴメ開花確認(’22/12/7)


 

 

概要

 

’22/12/7、

ムニンタイトゴメ(ベンケイソウ科・固有種)の開花を確認。

 

岩場でひっそりと咲くムニンタイトゴメ

 

11月ごろから

葉や茎がのびているのは確認していました。

11月下旬にはつぼみも確認していました。

 

正確な咲き始めはいつでしょうか?

2-3日前のような気がします。

 

場所は

わりとよく知られた旭山南峰です。

支庁管理の歩道沿いです。

 

本種は、花弁が5で、

めしべの心皮も普通は5です。

心皮と雌しべ (tsukuba.ac.jp)

7-2. 雌しべと心皮 (fukuoka-edu.ac.jp)

 

よく見ると、

花弁、心皮が4のものもありました。

 

花弁、おしべ、心皮など、

こういう数が違ったりは、変異としてよくありますね。

 

そういうのを見つけるのも、

観察の楽しみになりますよ。

 

 

 

 

 

 

当日の様子

 

 

生えている様子

 

ゴムの部分は3.5㎝ほど

 

 

別な個体

 

 

花の様子

(左は花弁数などが変異しています)

 

花は黄色、5弁。おしべ10,めしべは5心皮

 

 

まれに変異した花

 

花弁4、おしべ8、めしべ心皮4

 

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

父島では

旭山南峰と初寝山が見やすい場所です。

 

旭山南峰は12月ごろから、初寝山は翌1‐2月からと、

花期が少しずれています。

 

旭山南峰は自由に歩けるルートですが、

初寝山はガイドツアーで訪れてください。

 

 

 

 

どちらのルートも森歩きで訪れます。

本種を見たい方はリクエストしておいてください。

 

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP