小笠原マルベリー

「徳川家康 弱者の戦略」(磯田道史)


 

 

概要

 

2023年2月発行

「徳川家康 弱者の戦略」(磯田道史)。

 

文春新書『徳川家康 弱者の戦略』磯田道史 | 新書

大河より面白い! 磯田道史が語り尽くす「学ぶ人家康」

 

2023年の大河ドラマでは、

「どうする家康」。

大河ドラマ「どうする家康」 – NHK

 

タイムリーな人物であることは間違いない。

 

新書で、短めなので、読みやすい。

 

三河の小大名から、天下を取るまで、

弱者の戦力を取りながら、家康がどうしたかが、

まとめられています。

 

 

 

 

 

本書の意図

 

「はじめに」で著者が書いている。

 

・時代背景が分かるように要点を

 

・枝葉を生かしながら、全体像を見せる家康の本

 

・家康の「弱者の戦略」を見てもらう

 

・人生の参考書としての家康

 

・家康でもってするパブリック・ヒストリー

 

・家康がどうしたか

 

 

 

 

 

 

 

目次

 

第1章 「境目の土地」三河という運命

(フォッサマグナと「陸の潮目」、松平家のルーツ ほか)

 

第2章 信長から学んだ「力の支配」とその限界

(二人の運命を変えた桶狭間、「信用」という富 ほか)

 

第3章 最強の敵・信玄がもたらした「共進化」

(武田家はなぜ強いのか、物見・透破・築城 ほか)

 

第4章 二つの滅亡長篠の合戦と本能寺の変

(勝利のカギは柵と弾薬、強みが弱みに ほか)

 

第5章 天下人への道

(あてにならない同盟相手、十二万五千対一万七千 ほか)

 

 

 

 

参考

 

図書 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

「覇王の家」(司馬遼太郎)

 

「関ヶ原(上)・(中)・(下)」(司馬遼太郎)

 

「城塞」(司馬遼太郎)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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