小笠原マルベリー

山中に残る石井式濾水機の濾過筒


 

 

概要

 

山中に残る

石井式濾水機(ろすいき)の濾過筒。

濾過筒・・ろかとう

石井式濾水機 – Wikipedia

731部隊の歴史伝える「石井式濾水機」 :東京新聞 

 

残っている場所は

戦前の人家跡で、井戸も残る場所。

水がある場所であることは間違いない。

 

濾水機を使ったのは、

軍隊であることは間違いないだろう。

 

住民の強制疎開のあと、

この場所で井戸水を浄水したのであろうか?

 

 

 

 

 

経緯

 

最近、この場所が整備されて、

その時に発掘された模様。

 

はじめこの筒を見たとき、

なんだかわからなかった。

 

ただし、軍事秘密とあるので、

軍用なのは間違いないと思った

 

自宅でSNSに投稿したところ、

石井式濾水機濾過筒と分かった。

 

僕はここで初めて見たが、硫黄島にもあるようだ。

じかいいききかい

 

 

 

 

 

 

構造

 

筒の金属はアルミ素材のよう。

 

筒のまわりには、

珪藻土が取り付けられている。

 

水分が珪藻土を通過することで、

浄水されるという仕組みだろう。

 

1336721_6.pdf (mext.go.jp)

_pdf (jst.go.jp)

 

 

 

 

 

実物について

 

 

円筒形の筒

長さは50㎝程度

 

筒の表面は珪藻土

 

金属部分に軍事秘密

 

同上拡大

 

 

 

 

 

見るには

 

 

この場所は、

千尋岩ルート上にあるガジュマル林。

ほぼ毎回立ち寄る場所。

 

戦跡ツアーで行くことはまずない。

 

 

千尋岩(ハートロック)コース

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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