小笠原マルベリー

トーチカ内に残る機銃(硫黄島南海岸付近)


 

 

概要

 

’23/4月、硫黄島を訪島した。

硫黄島 | 小笠原村公式サイト (vill.ogasawara.tokyo.jp)

硫黄島 (東京都) – Wikipedia

 

その際、

トーチカ内に残る機銃を見学した。

(単装)九六式二十五粍機銃であろうか?

(要確認)

九六式二十五粍機銃 – Wikipedia

 

硫黄島・海軍陸戦隊本部付近の九六式二十五粍機銃

 

海岸に近いトーチカなので海軍であろう。

(要確認)

 

場所は南海岸のすぐ内陸部。

摺鉢山もそれほど遠くはない。

 

ここから、

南海岸方面に上陸した敵を狙うものである。

スライド 1 (mhlw.go.jp)

 

実際に、1944/2/19より、

米軍は南海岸から、大部隊で上陸してきた。

このトーチカはすぐに標的となったことであろう。

 

破壊されたトーチカのコンクリートがそれを物語る。

しかし意外に、

内部の機銃は、原形に近く残る。

 

この内部で戦った兵士は、

まず生き残ることはなかったであろう。

冥福を祈る、合掌。

 

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

すぐ眼下は南海岸

 

摺鉢山もそれほど遠くはない

 

トーチカ周辺

現在は草地となっている

 

トーチカ近景

攻撃を受けたのがよくわかる

 

 

内部

 

内部の機銃

25㎜機銃であろうか?

 

同上 後部から

 

 

 

 

 

見るには

 

硫黄島は一般観光で行くすべはない。

 

墓参や遺骨収集事業に参加する機会があれば、

島内視察で見ることが可能である。

 

硫黄島には

海上自衛隊、航空自衛隊が常駐している。

 

そのため、

内地の基地からは定期的に輸送機が飛んでいる。

片道2時間以上かかる。

 

小笠原島民の場合、

父島からヘリで硫黄島に渡る場合もある。

 

いずれにせよ、前述の通り、

一般観光などでは行くことはできない。

 

 

硫黄島・南鳥島

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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