ごく小さい紫花のムラサキムカシヨモギ
目次
概要
日が当たるような山道・道端で生える
ムラサキムカシヨモギ(キク科・外来種)。
一年草ないしは多年草。
他に、コバナムラサキムカシヨモギ、
ヤンバルヒゴタイなどともいう。
背丈の低い草本で、花もごくこぶり。
花期はばらつきもあるが、
おもに夏以降に咲いている。
1本の花茎からは多数の頭花をつける。
花序の先は5裂し、それぞれ1つの頭花をつける。
頭花の色は紫、両性の筒状花のみ。
和名
ムラサキムカシヨモギは
「紫昔蓬」と書く。
紫色のムカシヨモギに似た種ということ。
他には
コバナムラサキムカシヨモギ(小花紫昔蓬)、
ヤンバルヒゴタイ(山原平江帯・山原肥後躰」などがある。
(ヒゴタイの由来ははっきりしないよう)
現地の様子
日の当たる山道での群落
花茎の先は多数の頭花
草丈は花茎がのびると1mほど
紫の小花
花序の先端で5裂し、それぞれ頭花をつける
頭花はすべて筒状花
花柱は2裂
痩果には綿毛がつく
風にのって飛んでいくのであろう
見るには
道端や明るい山道の雑草という感じで生えている。
背丈が低いので、あまり気にもとまらない生え方。
花もかなり小花である。
普段ほとんど紹介はしていないが、
気になる人には説明はできる。