小笠原マルベリー

ごく小さい紫花のムラサキムカシヨモギ


 

 

 

概要

 

日が当たるような山道・道端で生える

ムラサキムカシヨモギ(キク科・外来種)。

一年草ないしは多年草。

ムラサキムカシヨモギ – Wikipedia

 

他に、コバナムラサキムカシヨモギ、

ヤンバルヒゴタイなどともいう。

 

背丈の低い草本で、花もごくこぶり。

花期はばらつきもあるが、

おもに夏以降に咲いている。

 

1本の花茎からは多数の頭花をつける。

花序の先は5裂し、それぞれ1つの頭花をつける。

頭花の色は紫、両性の筒状花のみ。

 

 

 

 

 

 

 

和名

 

ムラサキムカシヨモギは

「紫昔蓬」と書く。

 

紫色のムカシヨモギに似た種ということ。

 

他には

コバナムラサキムカシヨモギ(小花紫昔蓬)、

ヤンバルヒゴタイ(山原平江帯・山原肥後躰」などがある。

(ヒゴタイの由来ははっきりしないよう)

ヒゴタイ – Wikipedia

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

日の当たる山道での群落

 

花茎の先は多数の頭花

草丈は花茎がのびると1mほど

紫の小花

 

花序の先端で5裂し、それぞれ頭花をつける

 

 

頭花はすべて筒状花

花柱は2裂

 

 

痩果には綿毛がつく

風にのって飛んでいくのであろう

 

 

 

 

 

 

 

見るには

 

道端や明るい山道の雑草という感じで生えている。

 

背丈が低いので、あまり気にもとまらない生え方。

花もかなり小花である。

 

普段ほとんど紹介はしていないが、

気になる人には説明はできる。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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