小笠原マルベリー

大型の海軍標石「海軍一~十三」(’24/12月初旬現況)


 

概要

 

夜明山・夜明平周辺に点在する、

大型の海軍標石。

 

大型の標石で30cm角で、高さは約120cmほど。

標石の正面だけ文字が入り、

上から2重の波マーク、海軍*(漢数字)。

 

標石は一から十三までは確認しているが、

六から八がいまだ未確認。

 

海軍標石「海軍一~十三」(夜明山・夜明平)

 

標石は

砲海軍通信隊送信所、海軍航空隊送信所の場所にある。

海軍用地の境界を表示するものと考えられる。

 

夜明平の海軍航空隊送信所周辺は

1~5まで(2をのぞく)がある。

3~5は並んだ位置にある。

 

夜明山の海軍通信隊周辺は

2,9~13がある。

2は夜明山山頂付近で、

それ以外の9~13は並んだ位置にある。

 

未確認の6~8も含めて、

どういう関係性かはまだ特定できていない。

 

今後も調査を続ける。

 

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

海軍一

 

 

海軍二

 

海軍三

 

 

海軍四

数字の四が埋まりかけ

 

海軍五

 

海軍九

 

海軍十

 

海軍十一

 

 

海軍十二

 

海軍十三

 

サイズは

いずれも30㎝角で120㎝高ほど

 

石材には丸石がよく見える

海岸にある石のようだ

 

 

 

 

 

見るには

 

 

指定ルート・管理道沿いで見られるのは、

二、三,四、九、十一、十二、十三など。

いずれもわかりにくところにあります。

 

一、五は道のない夜明平の樹林内。

そちらも道路からは50mほどで近い。

 

十は管理道からは50mほどで近いが

やや足場が悪い。

 

戦跡ツアーで、希望があれば、

どれかはご紹介できる。

 

戦跡ツアー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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