小笠原マルベリー

「八丈島の戦史 改訂版」(山田平右エ門)


 

 

 

概要

 

1992年発行(改訂版は2012年)、

「八丈島の戦史 改訂版」(山田平右エ門)。

八丈島の戦史 | 昭和館デジタルアーカイブ

CiNii 図書 – 八丈島の戦史

 

2024年時点、

新品での購入はできないようなので古書を。 

八丈島の戦史(山田平右エ門 著) / 共立書院 / 古本

 

著者によると、三根地区の記録が主である。

他地区の残存記録が少ないなどの理由からである。

全島の動きは網羅してはいないが、

おおむね八丈島の動きは分かるだろうとのこと。

 

外観から始まり、島民の様子、軍の配備群、

島民の強制疎開、疎開船「東光丸」の撃沈、

八丈守備隊駐留、人間魚雷「回天」の配備、

2/16八丈島での戦闘などがまとめられている。

 

小笠原関連も少し記載がある。

 

 

 

 

 

 

目次

 

 

口絵

改訂版発行について

戦争は はーよそごん(戦争はもうよそう)

はじめに

 

第1章 「大東亜戦争」に至る島民の道

第2章 「大東亜戦争」下の島民

第3章 八丈島駐屯部隊と往来した将兵達

第4章 八丈島での戦闘

第5章 軍属と民間人の遭難

第6章 一部戦没軍人の戦歴

 

<付録>

終戦時の八丈島守備隊一覧

八丈島出身戦没軍人名簿と、その集計表

軍属戦没者名簿

民間人遭難者名簿

地区別の軍属戦没者数及び民間人遭難者数の集計表

出征軍人の村葬状況

八丈島軍事関係年表

 

あとがき

参考文献・市y朗

巻末折り込み地図1、2、3

 

 

 

 

小笠原関連

 

・小笠原軍夫(43-44ページ)

 昭和15年以降、

 軍夫として、島民が送られたこと。

 

・悲運の小笠原軍夫たち(105-111ページ)

 軍夫、軍属として小笠原に渡った島民が、

 帰還の船の沈没、空襲で亡くなったこと。

 

・硫黄島で亡くなった八丈・青ヶ島出身軍属

 (120-121ぺージ)

 硫黄島は戦場になり、多くの軍属も亡くなった。

 

 

 

 

 

 

僕の八丈体験

 

僕は八丈島自体は

30年以上前にダイビング等で数回訪れている。

わずかではあるが、知り合いもいる。

 

当時は、まだ戦跡に興味もなかった。

そのため、

八丈島の戦跡はまったく見ていない。

 

今後、

チャンスがあれば見に行きたいと思っている。

 

 

 

 

参考

 

国内各地の戦跡

 

小笠原・父島の戦跡

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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