高島流和砲(長崎市グラバー園内)・・’25/2月訪問
旅戦跡お知らせコラム

概要
’25/2月、
長崎県長崎市グラバー園を訪れた。
【公式】グラバー園|世界遺産構成要素
長崎市・世界文化遺産構成資産を含むグラバー園(’25/2月訪問)
園内の屋外に、
この高島流和砲が展示されていた。
グラバー園について | 【公式】グラバー園|
001553758.pdf
高島秋帆 – Wikipedia
長崎の砲術家・高島秋帆指導のもと、
鉄砲鍛冶・野川清造が製造したといわれる和大砲。
それほど径も大きくなく、砲長も長くないので、
あまり威力はなさそうに感じた。
余談であるが、
東京には高島平という地名がある。
この地名は高島秋帆にちなんだものである。
もとは徳丸原と言われていた。
高島秋帆はかつて徳丸原で砲術訓練をおこなった。
そのため、
高島の姓と地形の「平」から「高島平」と名付けられた。
区は1968年(昭和43)10月20日の「板橋区のお知らせ」で、
高島平と呼ぶことを発表した。
高島平の地名の由来は高島秋帆(令和4年度)|板橋区立郷土資料館
現地の様子

説明板

全景

和砲 後方より

和砲 右側面
和砲 前方より
砲身には石が詰まっている
(いたずらか?)
参考
国内各地の戦跡
小笠原・父島の戦跡
関連
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この記事を書いた人
吉井 信秋
大阪市旭区生まれ。
茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。
北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。
某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。
数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。
その後、小笠原・父島に移住。
島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。
小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。
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