
ハスノハギリ雄花
海岸林の主要構成樹木のハスノハギリ(ハスノハギリ科・広域分布種)。
雄花を見つけました。
本種は雌雄同株で、花序ごとに1-2雄花と1雌花になっています。
雄花と雌花では
花弁・萼片の数{雄3,雌4)やおしべ・めしべに違いがあります。
雄花では花弁・萼片それぞれ乳白色3ずつ、
おしべ3、めしべはありません。
花弁と萼片は同じ色で違いが分かりにくいですが、、
外側の萼片のほうがやや大きめです。
小笠原で自生するハスノハギリ科は本種のみです。
漢字で書くと和名は蓮葉桐。
ハスのような葉で、材が白くて軽いからかキリにちなんでいるようです。
島名はハマギリです。
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この記事を書いた人
吉井 信秋
大阪市旭区生まれ。
茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。
北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。
某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。
数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。
その後、小笠原・父島に移住。
島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。
小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。
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