鉢の中で栽培のホテイアオイ
目次
概要
管理された鉢の中で、
ホテイアオイ(ミズアオイ科・外来種)が栽培されている。
’25/7月初旬、その花を見た。
少し前から花には気づいていたのだが、
いつごろから開花しているかは定かではない。
この鉢では、以前から開花を見ている。
花期はおおむね夏ごろである。
父島では
一部で野生化しているところもあるようだ。
ただし、僕は野生化個体はまだ見たことがない。、
(情報があれば教えていただきたい)
本種は侵略的外来種ではあるので、
今後、広範囲に広がると困る。
ということで、
鉢からは逸出しないことを願う。
本種はいわゆる水草で、
水中で根をのばして生育する。
なので野生化するのは湖沼や流れの弱い河川など。
父島にもそういう環境はある。
和名
ホテイアオイは「布袋葵」と書く。
ホテイ(布袋)のような形をしているアオイ。
浮き袋のような丸い形の葉柄を
布袋(ほてい)の膨らんだ腹に見立てたようだ。
ちなみに本種は、
水草のミズアオイ科で、アオイ科ではない。
ゆえに厳密にはアオイではない。
生えている様子
水の入った鉢で栽培
花は大柄できれい
花被片6、淡紫色
(白い品種もあるよう)
一番上の花被は、青と黄の模様がついている
その脇の花被2は薄い青い線が入る
おしべは6、(長3・短3)めしべ1
おしべ・めしべの部分
長いおしべ3は先端がカールしている
短いおしべ3は基部に
短いおしべ3は
基部にわずかに見える程度でわかりにくい
長短で役割が違うのであろうか
参考
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