トックリキワタ開花中(’24/11月上旬)

目次
概要
’25/11月上旬、
人家の庭でトックリキワタが開花中。
*アオイ科・外来種
開花の状況からすると、
10月末ぐらいから咲いていたであろう。
ちなみに、昨年は、
11月上~中旬ぐらいに開花となっている。
ピンクの大柄な花がよく目立つので、
開花すると遠目でもすぐわかる。
本種は野生化して生えているところはないので、
いずれも私有地か園地である。
僕が確実に知っているのは2か所で、
奥村の人家の庭、小笠原亜熱帯農業センターヤシ園。
どちらも花は高いところなので、
近くで見ることは難しい。
落花で観察するしかない。
この樹木は幹にとげがあるので、
近づく場合はそこは要注意。
現地の様子

人家の庭で生える個体

開花すると花が目立つ

落花は花弁が分かれずに、
咲いている状態のまま落ちる
花は濃いピンク色5弁(基部は白)、おしべ5、めしべ1

おしべ5は筒状にのびた部分の先に
筒を取り囲むようにつく
その中心からさらにめしべの花柱がのびている
めしべの柱頭は花色と同じような濃ピンク色。
(この写真ではめしべははずれている)
幹や枝には鋭いとげがでるので、
注意が必要
見るには?
僕の知っているのは
奥村人家のものと、亜熱帯農業センターヤシ園のもの。
少し花期が違っている。
奥村人家のものは道路からよく見える。
道路から観察する分には問題ない。
ツアーで紹介することはほとんどない。
開花中は花が見事なので、立ち寄ることもある。
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