ムニンアオガンピ、秋の開花中(’25/11月中旬)

目次
概要
’25/11月初旬、夜明道路沿いで、
ムニンアオガンピ(ジンチョウゲ科・固有種)開花を見た。
開花は春と秋の年2回あるようだ。
秋は10-11月頃が花期となる。
本種は低木ないしは小低木。
そのため、
目の届くところで開花し、すぐに気がつく。
わずかだが、芳香もある。
雌雄異株であるが、花が小さく、
おしべ・めしべは筒部の中で見えにくい。
そのため、肉眼での観察では見分けが難しい。
果期になって、果実があれば、
間違いなく雌株である。
現地の様子

道路沿いの開花個体
樹高1mほど

花序は頂生で複数の花をつける

花弁はなく、
花弁のような4裂の萼片
筒部の中に、おしべ8・めしべ1

雌雄異株だが、
筒部が小さいので、わかりにくい
この個体は、
柱頭が分かりにくいので雄株のように見える
(要調査)

葉は対生、形は楕円に近い
見るには
本種は個体数も多く、各島で見られる。
低木性なので、尾根や岩場の低木林内、
林縁、道路沿いなど明るいところで見られる。
普段はあまり紹介していないが、
花期には各種ツアーで紹介している。
前の記事へ
