タビビトノキ(オウギバショウ)の花

目次
概要
集落内や道路沿いでは、
タビビトノキが植栽されているところがある。
*ゴクラクチョウ科・外来種
独特の葉形から一目でわかる。
’25/11月中旬ぐらいから、
タビビトノキの開花を見ている。
本種は幹がのびて、それなりに高くなるので、
意外と花を近くで見るチャンスは少ない。
集落内の植栽木では、
人の背丈ぐらいのところで開花していた。
花は乳白色で、わりと大きめ。
しかし、
鑑賞して喜ばれるほどではない。
小笠原ではゴクラクチョウ科の植物は
外来種しかない。
栽培されたり、植栽されているのは
本種とストレチア(ストレリチア)の2種。
(他にもあるかは要調査)
ストレチアは
ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)ともいわれる。
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<ストレチアの花>
現地の様子

集落内植栽個体
背丈は4-5ⅿ、まだ幹は短い

葉の付け根の方から花序がのびる

同上 別な花序

花序から両サイドに苞が複数裂

1つの苞から複数の花

花被片は6、
うち外花被3(萼片に相当)、内花被3(花弁に相当)
おしべ6,めしべ1
めしべ

花被片基部

花被片の付け根に潜り込みセイヨウミツバチ
蜜があるのだろう
見るには
タビビトノキは、
集落内や道路沿いで、植栽木が各所で見られる。
ツアーで紹介することは少ないが、
各種ツアーで見られる。
参考記事
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