小笠原マルベリー

タビビトノキ(オウギバショウ)の花

 

概要

 

集落内や道路沿いでは、

タビビトノキが植栽されているところがある。

*ゴクラクチョウ科・外来種

タビビトノキ – Wikipedia

 

独特の葉形から一目でわかる。

 

独特な形のタビビトノキ葉柄

 

’25/11月中旬ぐらいから、

タビビトノキの開花を見ている。

 

本種は幹がのびて、それなりに高くなるので、

意外と花を近くで見るチャンスは少ない。

 

集落内の植栽木では、

人の背丈ぐらいのところで開花していた。

 

花は乳白色で、わりと大きめ。

しかし、

鑑賞して喜ばれるほどではない。

 

小笠原ではゴクラクチョウ科の植物は

外来種しかない。

栽培されたり、植栽されているのは

本種とストレチア(ストレリチア)の2種。

(他にもあるかは要調査)

ストレチアは

ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)ともいわれる。

 

<ストレチアの花>

 

 

 

現地の様子

 

 

集落内植栽個体

背丈は4-5ⅿ、まだ幹は短い

 

葉の付け根の方から花序がのびる

 

同上 別な花序

 

 

花序から両サイドに苞が複数裂

 

1つの苞から複数の花

 

 

花被片は6、

うち外花被3(萼片に相当)、内花被3(花弁に相当)

おしべ6,めしべ1

 

 

 

めしべ

 

 

花被片基部

 

 

花被片の付け根に潜り込みセイヨウミツバチ

蜜があるのだろう

 

 

 

 

 

見るには

 

タビビトノキは、

集落内や道路沿いで、植栽木が各所で見られる。

 

ツアーで紹介することは少ないが、

各種ツアーで見られる。

 

全ツアーメニュー

 

 

 

 

参考記事

 

小笠原で見られる維管束植物(種子植物・シダ)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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