「硫黄島玉砕 海軍学徒兵慟哭の記録」(多田実)

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概要
2008年発行、
「硫黄島玉砕 海軍学徒兵慟哭の記録」(多田実)。
本書は1993年三笠書房より発行の図書を
改題し、文庫としたもの。
当時のタイトルは
「何も語らなかった青春 学徒出陣五十年、
歴史を創ったわだつみの若者たち」。
著者は、それ以前、1980年に、
「海軍学徒兵 硫黄島に死す」を著していた。
本書はその前著からの復刊運動により、
新たに新刊となって書かれたもの。
とはいえ、前著と基本の考えは同じ。
縦軸には
「硫黄島を中心とする大戦末期の極限の戦いを」。
横軸には、
「海軍予備学生を中心とする
海軍出陣学徒兵の生と死の記録を」ということ。
そして、戦没海軍学徒兵と、
硫黄島戦に憤死した全将兵の霊に捧ぐと。
目次
まえがき
1 参戦 2 火線
3 激浪 4 混沌
5 望郷 6 暗雲
7 力戦 8 修羅
9 死闘 10 幽鬼
11 落日
あとがき、図表、名簿、参考文献資料、解説など。
内容
タイトルの通りの内容ではある。
硫黄島に出陣した海軍学徒兵に焦点を当てて、
書き進んでいる。
本書は1943年(昭和18年)5月から始まる。
著者はそのころ、
海軍予備学生に応募していた。
そして、海軍出陣学徒兵となり、
しかも1944/4月に硫黄島に配属された。
ただし、
負傷により、6月には内地に戻っている。
1944/6月以前は著者の体験であるが、
それ以降は資料や証言などからまとめたものである。
参考記事
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