ハマゴウ花
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ハマゴウ花
概要
5月になってから、
海岸ではハマゴウ(シソ科・広域分布種)が咲き始めています。
砂地をはうので、草本のようですが、つる性の小低木です。
ハマゴウとグンバイヒルガオは
浜辺の定番植物で、花期も長く楽しめます。
小笠原では海岸性の植物が山地にも生えることがあり、
本種も山の展望台付近で生えているところがあります。
葉は個体差があって、
冬場、落葉する個体と常緑の個体とがあります
(生息場所による環境の違い?)
父島ではほとんどの海岸で見られます。
夏期は花を楽しめます。
和名
ハマゴウは「浜栲」と書くようですが、
浜を這う「浜這」、浜で香る「浜香」なども和名の由来としてはあるようです。
花
花冠は独特の形をしています。
紫色5裂(上唇2裂・下唇3裂)、
下唇は一番下(中央)の裂片が他の裂片よりかなり大きめの唇形です。
おしべ4、めしべ1(柱頭2裂)は長くのびていて、
めしべの方がさらに長くなっています。
見るには?
ハマゴウはほとんどの海岸で見られます。
海辺に這うように生えていてすぐ見つかります。
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