小笠原マルベリー

「黒い雨」(井伏鱒二)

 

 

概要

 

1966年発行、

「黒い雨」(井伏鱒二)。

『黒い雨』 井伏鱒二 | 新潮社

黒い雨 (小説) – Wikipedia

 

広島に落とされた原爆投下前後の様子と、

数年後の生活が描かれた小説。

 

主人公・閑間重松(しずま・しげまつ)が書き綴る

「被爆日記」が重要な役割を果たす。

 

この被爆日記は、

実際の被爆者の日記がもとになっている。

 

物語は、原爆投下から数年後。

閑間重松・シゲ子夫妻と

同居の姪・矢須子の3人の生活から始まる。

 

夫婦は原爆で直接、被爆する。

そのため原爆病を発症していた。

 

姪は直接の被爆はなかった。

しかし、その後の黒い雨に打たれていた。

結果として、彼女も発症。

 

閑間重松は生活の中で、

「被爆日記」として原爆投下のころの様子を、

克明に書き進める。

 

原爆投下のあとは地獄絵図であったのが、

まさに描かれている。

 

読むのはつらい小説ではある。

決して、楽しく読めるものではない。

むしろ読むのがつらい小説。

 

 

 

 

 

タイトル

 

タイトルの「黒い雨」とは、

原爆投下後の、放射性物質を含む黒い雨のこと。

 

直接の被爆はなくても、

この黒い雨により、同様に発症する人も多く出た。

黒い雨 – Wikipedia

 

この小説の中では

姪・矢須子が黒い雨に打たれて発症。

 

 

 

 

 

参考:井伏鱒二氏の作品

 

井伏鱒二氏の作品で読んだことがあるのは、

「さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記」だけ。

井伏鱒二 – Wikipedia

 

「さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記」(井伏鱒二)

 

 

 

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