碍子(がいし)・・日本中にあるけど、認知度低い
碍子(がいし)・・
日本中にあるけど、認知度が低い
電柱に必ずついている碍子(がいし)。
金属ではない白い丸っこいものがそれです。
主役は電柱と電線で、決して主役ではないけど、必須の脇役。
しかしかなり認知度は低いです。
碍子という存在そのものがあまり知られていません。
なぜそんなこと言うかというと、
戦跡ツアーで、碍子の紹介をして、参加者の反応を見ているからです。
地面に落ちている碍子
洞窟にある碍子
碍子はかなり認知度が低いです。このことはより若い人により顕著です。
割れて地面にあったりすると、茶わんだという人までいます。
確かにそう見えなくもないですが・・・
最近はツアーの時にまず電柱を指して、あの白いものは何かと聞くようにしています。
正答率はかなり低いです。
なので、碍子の知名度を上げたいです。
まずは少し勉強、日本ガイシのサイトを紹介します。
ちなみに僕は日本ガイシの回し者ではありません。
(認知度が上がるなら回し者になってもいいですが・・)
社名表記は日本ガイシですが、正式な商号は日本碍子です。
この会社も、碍子の認知度低さからカタカナにしたのではと想像します。
(あくまで推測)
上の方なんか見ないという人もいます。
ではこれはいかがでしょう。
これは斜めに張ってあって、それほど高くないところにあります。
その途中の玉碍子です。支線の絶縁体です。
見覚えがあるでしょう。
人は興味のあるものしか見ない、興味のないものはないものと一緒。
世の人には、縁の下の力持ちの碍子はそんな存在です。
ところで、
碍子のアクセントですが、はじめの「が」が高いようです。
僕は関西系なのか、はなから違っているのか、全部平坦です。
では戦跡ツアーでも碍子を見て下さい。
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