葉や花がニンニクの香りがするというニンニクカズラ
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葉や花がニンニクの香りがするというニンニクカズラ
概要
まちなかでニンニクカズラ(ノウゼンカズラ科・外来種)が花をつけていました。
つるでのびていて、施設の入り口のアーチ状の門のところにはわしてあります。
英語名はガーリック・バイン、直訳するとツルのニンニクで、
和名のニンニクカズラと同じ意味ですね。
花や葉をもんだり、傷つけたりすると、
ニンニクのようなニオイがするところからのようです。
花冠
花は房状にまとまってつきます。
花の色は紅紫の濃いものと薄紅の薄いものがありますが、
これは徐々に花の色が薄れていく性質のようです。
花冠は漏斗状になっていて、先は5裂です。
筒部にカールしたおしべ4とまっすぐなめしべ1が見えます。
花冠をバラしてみると、
カールしたおしべ4とまっすぐにのびるめしべ1がよく分かります。
参考
ノーゼンカズラ科で小笠原自生植物はありません。
持ち込まれたものは複数種あり、カエンボクが代表的です。
カエンボク: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
このニンニクカズラは
まちなかのお祭り広場入口のアーチにあります。
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