近自然工法での山道補修あと(2020年11月)
目次
近自然工法での山道補修あと(2020年11月)
概要
2020年11月、10日間ほど、
近自然工法での山道補修が実施されました。
ルートは千尋岩ルートです。
これは、
小笠原村観光協会が、提案型事業で、環境省から受託したものです。
作業員は有給で、ガイド部会員が従事しました。
指導は岡崎哲三さんです。
岡崎氏は毎年冬場の村の事業でも来島してくれていますので、
顔なじみの方です。
生態系の復元を目指して – 北海道山岳整備 (jimdofree.com)
僕はちょうど内地出張でいませんでしたが、
妻は数日作業員として出かけました。
作業あと、施工箇所が歩きやすくなりました。
現場例
父島の場合、浸食で道が大きくえぐれているところはあまりありません。
補修の大部分は足場のやや悪い斜面やぬかるみやすいところや、
路肩が崩れてきたところなどです。
シロアリに食われにくいモクマオウの材と石材の組み合わせで、
細かい階段状にすることが多いです。
はめた材をどういう風に固定するかはその場所次第です。
階段施工
同
ぬかるみやすい場所の施工
ぬかるみやすい場所の施工
足場の悪い斜面を石段で補修したところ
過去の事例
これまでの事例はブログで。
近自然工法: マルベリーの日記&小笠原情報箱 (seesaa.net)
路肩補修
急斜面の階段施工
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