小笠原マルベリー

ザトウクジラ(子クジラ)の連続テールスラップ


 

 

ザトウクジラ(子クジラ)の連続テールスラップ

 

 

ザトウクジラ

 

ザトウクジラは回遊性のクジラです。

夏期は餌の多い北の海にいて、冬期の繁殖期に小笠原など暖かい海にいます。

 

小笠原には11月頃から徐々にやってきます。

小笠原でよく見られるようになるのは、年末以降で、

ピークシーズンは2月-4月前半ぐらいまで。

 

小笠原では沿岸性ともいっていぐらい、島の近くに来ます。

とはいっても大きなクジラなので、水深は20-30M以深が普通です。

 

サイズは大人で13-14M、子クジラで5-6Mです。

 

子クジラには普通、お母さんクジラ(メスクジラ)がついています。

大人と子どもで呼吸間隔がかなり違い、

大人は10-15分ぐらい、子は5分ぐらいと子どもが短めです。

子クジラが2-3回呼吸で浮上する間に、親は1回浮上する程度です。

 

 

 

この日の行動

 

船で属島に作業に行った帰りのことです。

ちょうど船の通り道近くでザトウクジラが見えました。

船長が時間を取って、ウォッチオングさせてくれました。

 

いたのは親子鯨で、子クジラが盛んに尾びれをあげていました。

いわゆるテールスラップです。

 

クジラの行動の意味は分からないことが多く、

これだって何のためかは分かっていないと思います。

 

一般論でいうと、子クジラは遊び好きなので、

連続行動は遊んでいるようなものかもしれません。

 

連続でテールスラップしたあと、潜りました。

 

 

動画

 

 

 

ツアーでは

 

うちは陸域専門なので、ボートのツアーはやっていません。

 

しかし、陸からのウォッチングはちょくちょくできます。

1-4月頃は、外洋が見下ろせる展望では見られる確率が高いです。

 

ツアーでそういう展望地に行けば、ザトウクジラも探します。

わりとよく見られています。

 

特におすすめスポットはウェザーステーションです。

景観ツアーや戦跡ツアーで訪れます。

ご自分で行くこともできます。(まちから徒歩30分、乗り物なら5分)

 

自然景観(島内観光)ツアー

 

大村第二砲台跡

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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