小笠原マルベリー

初めて見た、捕獲カゴに捕まったノネコ(’21/3/24)


 

初めて見た、捕獲カゴに捕まったノネコ(’21/3/24)

 

概要

 

’21/3/24、

ツアーで歩いた場所で捕獲カゴに捕まったノネコを見ました。

 

ノネコの捕獲器は、島内のあちこちに置いてあり、

日々、一定の場所で餌を入れて仕掛けています。

 

仕掛けた場所では

翌日に、作業員の方がもらさず見回りしています。

 

カゴに捕まった状態のノネコを見る機会は今までありませんでした。

僕にとっても初めての経験でした。

 

その日のうちには作業の方が来るでしょうけど、

早めにと思って、連絡も取りました。

以前聞いた話しでは、捕まったノネコはすぐに弱ると聞いたからです。

 

ツアーの最後に、ネコ待合所に寄ったら、すでに保護されて施設にいました。

また再会しました。

 

ツアー中だったので、

一緒にいた参加者にとってもレア体験となったことでしょう。

 

「杉並区中学生小笠原自然体験交流」自然と歴史ガイド(’21/3/24)

 

このネコは生後3ヶ月ぐらいの若い個体だったようです。

ということは

以前からいた野生化しているノネコの子どもでしょうね。

 

このネコは、近いうちに内地の獣医さんに送られていきます。

そこでイエネコに戻る訓練を受けていきます。

このあと、家猫として幸せに暮らしてほしいものです。

 

 

 

実際の様子

 

参加者の中学生がネコがいるのに気づきました。

僕は蓋が閉まっていて、仕掛けていないだけと思っていました。

 

中のネコ。グレーで額に傷がありました。

 

 

 

後日、村の掲示板

 

数日して、村の掲示板に、張り出されていました。

買い主が見つからなければ、内地の獣医さんに運ばれます。

 

 

 

 

 

今後のノネコ対策

 

ノネコ対策は殺処分しない方針で

長くこの方法で捕獲を続けて、内地搬送しています。

 

しかし、いっこうにノネコが0になる兆しはありません

0にできないのは、

予算(カゴの数や人件費)の問題もあるのかもしれません。

 

そろそろ殺処分も含めて、

他のやり方も併用する時期に来てるのかもしれません。

そういった議論は今のところ聞いたことがありません。

すでにやっていれば幸いです。

 

早くノネコ0の島にしたいものです。

(ペッとしてきちんとネコを買うことはできます)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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