大根山公園トーチカの銃眼から見張るエリア
目次
大根山公園トーチカの銃眼から見張るエリア
概要
大根山公園の墓地の脇にはトーチカが残っています。
このトーチカはあえて残して道が設計されています。
これは米軍の上陸に備えて配備されたものです。
戦時中は、樹木を植えて、カムフラージュされていたものと思われます。
出入り口は2箇所あります。
すぐ後ろから入る部分と、横から短い通路でつながる部分とです。
見張る銃眼は3箇所で、
左がやや内陸部山側を、中央部が大村海岸を、
右が海軍航空隊水上機基地(現在は海上自衛隊父島基地分遣隊)と二見湾側を望んでいます。
戦時中、この中で兵隊さんは、銃を携えて見張っていたのでしょう。
もし米軍が上陸すれば、ここでも死闘が繰り広げられたことでしょう。
父島では地上戦がなくて幸いでした。
実際の写真
左銃眼 内陸部方面が望めます。すぐ脇は墓地
中央銃眼 大村海岸正面
右 海軍航空隊と二見湾側
出入口は2ヶ所
銃眼は海の方に向かって3ヶ所
訪ねるのは?
集落から徒歩でも15-20分ほどの大根山公園にあるので、
自由に見学できます。
他にも戦跡があるので、おもに戦跡ツアーで訪れます。
たまに景観ツアーで訪れることもあります。
前の記事へ
次の記事へ