小笠原マルベリー

明野陸軍飛行学校 天竜分教場跡(’21/5月訪問)


 

明野陸軍飛行学校 天竜分教場跡(’21/5月訪問)

 

概要

 

’21/5月、静岡県磐田市にある竜洋袖浦公園を訪れました。

 

アクセスは悪そうな場所だったので、浜松駅からレンタカーで行きました。

駅から40-50分ぐらいだったと思います。

近くに行っても、この公園の案内板などはないので、

場所をきちんと把握してから行かないと見つけにくいです。

 

竜洋袖浦公園

 

天龍陸軍飛行場跡地:空港探索・2:SSブログ (ss-blog.jp)

 

ここはかつて

明野陸軍飛行学校天竜分教場がありました。

 

その跡地が、現在は公園となり、格納庫の一部が残っています。

コンクリートの壁のようなものが2列で並んでいます。

ただしそれが何かは説明はありません。

 

また園内には、

航空自衛隊浜松基地から提供のF-86F昼間戦闘機が展示されています。

 

 

 

 

天竜分教場跡説明板

 

 

 

明野陸軍飛行学校 天竜分教場跡

 

「戦争が拡大するにつれて、陸軍は多数のパイロットが必要となり、

 天竜分教場はその養成のための飛行場として造られました。

 昭和十四年(十九三九)に工事が始められ、約二百ヘクタールの耕地や池などを埋め立て、

 四つの格納庫と東西約千六百メートルの滑走路二本、射撃場、兵舎が建設されました。

 練習機(二人乗り)や九七式戦闘機、一式戦(隼)などの飛行機を使い、

 実戦に参加できる訓練が行われました。

 戦争末期には、アメリカ軍の攻撃を受け、近隣の家も大きな被害を受けました。

 戦後、天竜分教場跡は開拓され、現在は公園内に格納庫の一部が残るのみです。 」

 

平成一九年三月 磐田市教育委員会文化財課

 

 

 

 

格納庫一部

 

格納庫の一部が2列で並ぶ

 

格納庫の一部 これが何かは説明はありません。

 

同 別アングル

 

 

 

 

F-86F戦闘機展示

 

戦闘機の説明

 

展示由来説明

 

説明板全景

 

戦闘機全景

 

左翼側には階段も付きコクピットがのぞけます

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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