概要

この砲台については、

僕が持っている資料には情報がありません。

そのため、

僕が見つけたのもわりと最近です。

島内でも、

知ってる人はかなり少ないかと思います。

この砲台は、

桑ノ木山（田中農園そばの山）にあります。

かつては洞窟までは道がついていたと思われる痕跡は、

残っています。

砲座は1つで、南の方を向いています。

現在は樹林なので、展望はありません。

南の方は山並みが広がっていて、

海まではかなり遠いです。

中には砲の残骸があって、

移動式の車輪や砲身の一部あります。

大きさからして、

陸軍の三八式十糎加農砲と考えました。

いかがでしょうか？

三八式十糎加農砲 – Wikipedia

三八式十糎加農砲・・陸軍桑ノ木山平射砲台

この砲台は道路からはそれほど遠くはないのですが、

道も崩れてなくなっています。

ルートからそれるので、

観光で行くことはできません。

同じ砲は他の陣地にもありますが、

ここも観光利用はできません。

陸軍夜明山西側山中洞窟陣地・・三八式十糎加農砲

現場の様子

外部から見た銃眼

砲座

砲座からは樹林で展望はない

山並みが広がる南の方を狙う

同上　別位置

砲座近景

砲身残骸　　径は10cmほど。

砲身や車輪残骸

洞窟入口

訪れるには？

ここはルート外で､足場も悪いので、

観光で行くことはできません。

なので、

戦跡ツアーでも訪れていません。

戦跡ツアー

参考

小笠原・父島の戦跡