小笠原マルベリー

三八式十糎加農砲・・陸軍桑ノ木山平射砲台


 

概要

 

陸軍桑ノ木山平射砲台で、

砲種の再確認をした。

 

陸軍桑ノ木平射砲台・・三八式十糎加農砲?

 

ここの砲は1門だけある。

以前は、

残骸から三八式十糎加農砲と推定した。

三八式十糎加農砲 – Wikipedia

 

今回は推定を断定とするため再確認した。

 

砲身の径だが、おおむね10㎝である。

砲身は破壊されているが、

壊れていない部分だけで2ⅿ以上はある。

駐鋤や砲架脚の形も、

上記型式のものと合致する。

駐鋤・・ちゅうじょ

スペード – Wikipedia

車輪径も130㎝程度で合致する。

 

ということで

「三八式十糎加農砲」とする。

砲に詳しい方、よろしいでしょうか?

 

 

 

 

砲の様子

 

壕の中に残る砲身・車輪

 

 

同上 別位置から

 

砲身の径はおおむね10㎝

 

砲架脚と駐鋤

 

車輪

 

車輪外周部はおおむね130㎝程

 

砲座

 

銃眼

 

砲は西側(扇浦方面)を狙う

 

陣地入口

 

 

 

 

 

見るには?

 

ここはルート外で、足場も悪いので、

観光で行くことはできません。

なので、戦跡ツアーでも訪れていない。

 

戦跡ツアー

 

島内でこの砲を見られるところはあるが、

そこも観光利用できないところにある。

 

陸軍夜明山西側山中洞窟陣地・・三八式十糎加農砲

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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