小笠原マルベリー

海軍清瀬高台防空砲台発電所壕


 

概要

 

釣浜口駐車場付近の山中には

海軍清瀬高台防空砲台跡が残ります。

そして、その発電所壕も残っています。

 

父島では

発電機があったと言われる壕はいくつかあります。

 

しかし、

発電機がきちんと残っている場所はほとんどありません。

そういう意味ではレアな場所と言えます。

 

発電機はディーゼルのはずですが、

メーカーまではわかりません。

 

発電機のすぐそばのタンクには、

「住友金属工業株式会社 鋼管製造所」

と書いた銘板があります。

製造は昭和13年9月30日です。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

入口

 

内部からの入口

 

発電機

 

同上 別アングル

 

圧縮空気タンク

 

発電機からパイプで接続しているタンクについている銘板。

「住友金属工業株式会社 鋼管製造所」

製造は昭和13年9月30日です。

 

ディーゼル発電機始動用の圧縮空気タンク

 

 

発電機と外部につながる燃料と水のパイプ

 

 

燃料と水のパイプがのびる入口

 

外部の大型金属タンク

 

外部にのびる金属パイプ

 

 

 

 

訪れるには

 

ここは道路から近いですが、

わかりにくい場所にあります。

 

戦跡ツアーではたまに訪れます。

定番ではないので、

発電機を見たい方はリクエストして下さい。

 

戦跡ツアー

 

 

 

参考

 

小笠原・父島の戦跡

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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