小笠原マルベリー

フウセンカズラの花と果実(’21/7月初旬)


 

フウセンカズラの花と果実(’21/7月初旬)

 

概要

 

海に近い空き地に生えているフウセンカズラ(ムクロジ科・外来種)。

カズラといっても、

空き地に生えているので、這って生えています。

 

’21/7月初旬に見たら、花も果実もありました。

花期は普通、夏場のようです。

 

花は小さくて目立ちませんが、

果実は風船のように脹らむ(ミニトマトぐらい)ので、少し目立ちます。

 

フウセンカズラの花は基本は両性花ですが、

雌雄が分かれた単性花もあるようです。

フウセンカズラの花の性型 (kinomemocho.com)

 

 

 

 

和名

 

フウセンカズラは「風船葛」です。

 

風船(フウセン)のような果実で、

つる性なので、葛(カズラ)ですね。

 

 

 

 

実際の様子

 

生えている様子 

 

 

花はごくこぶりです。

指の爪より小さいくらいです。白い4弁花で、花の大きさは1㎝にも満たないです。

 

花は外側から、萼片4、白い花弁4、副花冠(鱗片)4。

中央部におしべ8、めしべ1(花柱3裂)。

 

両性花のようなのですが、

雄花・雌花分かれた単性花もあるようです。

 

 

葉は3出で、独特の切れ込みが入っています。

 

フウセンの由来となったふくらんだ果実。

 

中には3つの種が入っています。

 

 

 

見るには?

 

集落の空き地などで少し生えている程度です。

ツアーで紹介したりすることはほぼありません。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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