「牧野富太郎 植物の神様といわれた男」(横山充男)
目次
概要
2022年1月発行、
「牧野富太郎 植物の神様といわれた男」(横山充男)。
牧野富太郎の生涯を描きます。
小学年高学年からの子供向け図書。
(漢字にルビがかなり入ります)
もちろん大人が読んでも問題ありません。
似た内容の本に
「牧野富太郎自叙伝」があります。
牧野は
高知の裕福な造り酒屋に生まれます。
子供のころから植物にひかれ、
成長して、本格的に日本の植物誌をつくることを志します。
その過程では
家の財産を食いつぶし、さらには借金もかなり重ねます。
それでも、支援者が出たりして、
なんとか、志を遂げていきます。
そこには
牧野夫人の内助の功もかなりのものがありました。
牧野に愛想をつかして、
しょうがないぐらいだったと思います。
人生を植物の分類に捧げた、
そんな牧野の生涯です。
目次
第1章 新しい時代
第2章 名まえ
第3章 東京へ
第4章 決心
第5章 東京大学
第6章 結婚
第7章 貧乏とのたたかい
第8章 『大日本植物志』
第9章 スエコザサ
第10章 草花と生きて
牧野について
牧野富太郎は
「日本の植物学の父」といわれています。
日本の植物分類学を発展させた第一人者です。
現在、
牧野の名がつく施設が復数あります。
高知県立牧野植物園、牧野富太郎資料展示室、牧野富太郎記念館、
練馬区立牧野記念庭園、東京都立大学牧野標本館など。
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