小笠原マルベリー

ヒメマサキ開花(’22/5月下旬)


 

概要

 

’22/5月下旬、

ヒメマサキ(ニシキギ科・固有種)の開花を確認しました。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(48)ヒメマサキ

 

最初に開花を見たのは

ふもとの集落内の植栽株でした。

道路沿いで日当たりのいい場所です。

 

これから

山地の方の自生株も咲き始めることと思います。

6月になると、

ほとんどの個体が開花することでしょう。

 

ヒメマサキは、

あまり目立たない低木性樹木です。

よく目にするのは人の背丈ぐらいまでの低木です。

 

花も小ぶりで地味なので、

開花しても、目立っていません。

 

でも、れっきとした固有種です。

また、

小笠原では、ニシキギ科自生種は本種だけなのです。

 

皆さん、愛着を持って、接してあげてください。

 

 

 

 

 

花の様子

 

最初に開花を見た植栽株複数本(奥村)

 

集散状花序の先に小さな花を多数つけます。

 

 

花は薄黄緑色4弁、おしべ4、めしべ1です。

 

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

道路沿いでも見られるところがあります。

また、集落内では数か所植栽場所があります。

 

しかし、低木性で目立たない樹木なので、

意外と見つけるのは難しいです。

 

地味な樹木ですが、道路沿いで見られるので、

興味のある方がいれば各種ツアーで紹介します。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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