小笠原マルベリー

南島でよく見かけるアツバクコ


 

概要

 

常緑小低木の

アツバクコ(ナス科・広域分布種)。

 

乾燥に耐えるためか、

多肉質の葉をつけています。

 

花期は夏から秋にかけてですが、

かなり長期に花が見られています。

 

果実は、

赤味を帯びて、食用にもなります。

 

本種は南島でよく見かけます。

外周部の岩場に多数生えています。

船での上陸地点にも、

わずかですが生えています。

 

父島では

ジョンビーチ周辺の岩場で見かけます。

父島で、それ以外の分布は分かりません。

 

小笠原での分布は

父島・南島・母島などです。

 

広域分布種ですので、他地域にも分布があります。

国内では南北大東島、海外ではハワイ諸島など。

 

海岸性の樹木は海流散布が多いです。

海流散布だと、

もっとあちこちに分布があってもいい気がします。

 

本種は果肉のある果実なので、

鳥散布で自然分布のかたよりがあるのかもしれません。

(要検討)

 

 

 

 

 

和名

 

アツバクコは「厚葉枸杞」と書きます。

 

アツバ(厚葉)は見た目の通り、厚い葉です。

厚葉のクコの仲間ということですね。

 

ウィキによると、クコ(枸杞)は漢名で、

枸橘(カラタチ)のようなとげ、

杞柳(コリヤナギ)のように枝がしなやか、

ということのようです。

 

クコ – Wikipedia

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

葉は多肉質でへら型

 

幹は地上をはうように生えています

 

花は薄紫のかわいい小花です

 

花冠の中央部には紫の線状の模様があります

 

花冠は4裂(5裂あるいはそれ以上も混ざる)

おしべは花冠裂数と同じ、

めしべ1は柱頭がふくらんでいます

(柱頭は2裂のように見えます)

 

 

同じ1つの株でも4裂、5裂が混じっていたりします

 

左・4裂  右・5裂

 

 

涼しい時期になると食用になる果実をつけます

 

直径1㎝程度の小さな果実です。

酸味のある極小トマトという感じの味です

 

時期によっては、花と果実が両方ついています

 

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

父島界隈ではジョンビーチや南島。

いずれにせよ、

観光利用のルート沿いではかなり少ないです。

 

南島は

上陸地点にわずかに生えています。

 

マルベリーは

陸域専門なので、南島ツアーはありません。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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