小笠原マルベリー

小笠原に来なくてはいけない理由、その45「海洋島にたどりつける唯一の哺乳類がいる」


 

 

概要

 

世界の海洋島にたどり着ける唯一の哺乳類は、

コウモリの仲間です。

 

ダーウィンは世界を巡る過程で

そのことに気づいていました。

 

小笠原に来なくてはいけない理由、その43「ダーウィン『種の起源』に出てくる島だから」

 

日本の代表的な海洋島は

小笠原と大東島でしょう。

 

いずれの島にもコウモリが生息します。

どちらの島もオオコウモリです。

 

小笠原にはオガサワラオオコウモリです。

固有種です。

大東島にはダイトウオオコウモリです。

ダイトウオオコウモリは

沖縄にいるクビワオオコウモリの亜種です。

 

そういう点では

小笠原ならではといえるでしょう。

 

ただし、

同じオオコウモリなので、生態はかなり似ています。

 

オガサワラオオコウモリは

小笠原群島、火山列島などに生息します。

父島列島と母島列島間の移動はあるようです。

 

個体数は1000頭以下ぐらいでしょう。

ちなみに

父島列島は300-400頭ぐらいいるといわれています。

 

海洋島にいるオオコウモリ、

ぜひ見にきて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

<動画>

 

 

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<動画>

 

 

 

 

 

 

見るには

 

オガサワラオオオウモリの夜行性のため

夕方から夜明け前までぐらいが活動時間。

 

夕方はねぐらからの飛翔からが目撃できます。

ねぐらに近い扇浦地区は特によく見ることができます。

(日中のねぐらへの立ち入りは制限、

 および自主規制されています)

 

夜間のウォッチングは餌場を探します。

時期によって、違っています。

 

そのため、

観光の方が自分で探すのはむずかしいです。

 

ナイトツアーの参加をお勧めします。

かなり高確率で見られます。

 

ナイトツアー

 

サンセット・ナイトツアー

 

 

 

 

 

参考:オオコウモリ記事

 

 

 

 

 

オオコウモリウォッチングガイドライン(2004年制定・再編集版)

 

「コウモリ類の進化史を解明」(研究成果・東大サイトより)

 

 

 

 

参考「小笠原に来なくてはいけない理由」

 

小笠原ならではのこと、ナンバー1、オンリー1のことを集めてみました。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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