小笠原マルベリー

山中に残る「大黒葡萄酒」の瓶


 

 

概要

 

夜明山山中で、

「大黒(だいこく)葡萄酒」の割れた瓶を見つけた。

葡萄酒はワインのことである。

 

瓶の下部にローマ字で刻印があり、

大黒葡萄酒とわかった。

 

大黒葡萄酒株式会社は、

1934年にそれ以前の会社から改組してできた。

その後、オーシャン株式会社となり、

現在、メルシャンに受け継がれている。

(9)「大黒」葡萄酒|キリン歴史ミュージアム 

メルシャン – Wikipedia

 

この瓶の首は割れている。

ビール瓶と同じような形だと思う。

 

今だ、山中には、

戦前戦中に利用された瓶類があちこちに残る。

これは準史跡扱いで、

撤去せずにそのままにしている。

 

 

 

 

 

 

瓶の様子

 

 

首の部分が割れた瓶

 

下部に刻印

DAIKOKU BUDŌSHU CO.LTD TOKYO OSAKA

 

DAIKOKU 

 

BUDŌSHU 

 

CO.LTD 

 

TOKYO 

 

 OSAKA

 

 

 

 

関連

 

昭和酒造もメルシャンに引き継がれている。

 

山中に残る「昭和酒造株式会社」の一升瓶

 

 

 

 

 

見るには

 

夜明山山中、

トロッコレール壕近くにある。

 

 

トロッコレールと車輪が残る長い壕(陸軍)

 

夜明山戦跡群

 

戦跡ツアーでご紹介している。

 

戦跡ツアー

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP