コハマジンチョウは南島、ジョンビーチ周辺などで開花中(’23/1月中旬)
目次
概要
’23/1月中旬、
コハマジンチョウ(ゴマノハグサ科・広域分布種)が開花中。
父島では
主に石灰岩の南島やジョンビーチ周辺で自生。
特にジョンビーチ周辺では
まとまった群落をつくっています。
同じ石灰岩でも、
南島とジョンビーチ周辺では生えているものが違います。
ノヤギの食害の影響が大きいのではないかと
感じています。
父島はノヤギが野生化しています。
ジョンビーチ周辺もしかりです。
そのため食害を受ける植物はかなり少なめです。
コハマジンチョウはノヤギの食害がなさそうです。
結果として、
ジョンビーチ周辺で群落をつくって広がっているのでしょう。
生えている様子
崖地の縁の上の赤土部分
同上 少し違う場所
石灰岩の上
同上 別な場所
花の様子
地を這うように生えています
葉腋から花茎をのばし花をつけます
小さな白い花で5裂、おしべ4、めしべ1
花冠には
小さな黒っぽい点がいくつも見えます
見るには
コハマジンチョウが見られる場所に行くことは
めったにありません。
うちは陸域専門のため南島は行きません。
強いていえば、ジョンビーチですが、
こちらもツアーは年に1-2回程度。
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