小笠原マルベリー

トウロウソウの花でメジロの盗蜜行動


 

 

概要

 

2023年は1月中旬ごろから、

トウロウソウ(セイロンベンケイ)が開花。

 

トウロウソウがそろそろ開花(’23/1月中旬)

 

開花すると、

メジロの盗蜜と思われる痕跡が見られる。

同様な行動はハイビスカスでも見られる。

 

メジロに盗蜜されるトウロウソウの花

 

トウロウソウの蜜は僕らがなめても、

やや水っぽいが、確かに甘い。

 

今回、うまい具合に、

トウロウソウの花に来ているメジロを見つけた。

そしてしばらく観察できた。

メジロ – Wikipedia

 

現場を押さえたので、

これが犯罪であれば、現行犯逮捕できる。

 

トウロウソウはクローンで増える。

繁殖に受粉が関係しないので、

盗蜜されても、デメリットが少ないかもしれない。

(要調査)

 

 

 

 

 

 

当日の様子

 

 

メジロが来ていた開花個体

 

同上 近景

 

花冠の中央部に穴があいているのが分かる

 

 

 

<動画>

 

 

 

 

 

 

 

見るには

 

こういった盗蜜行動を直接見ることは

なかなか難しい。

トウロウソウの花の時期に粘っていれば

見られるかもしれない。

 

メジロそのものは

島内に普通にいる小鳥なので、見る機会は多い。

 

そういう状況なので、

ツアーでは積極的に探したりはしてしない。

もちろん見たときに紹介はしている。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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