小笠原マルベリー

シマギョクシンカ(島玉心花)開花中(’23/4月下旬)


 

 

概要

 

’23/4月下旬、

シマギョクシンカ(アカネ科・固有種)が開花している。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(34)シマギョクシンカ

 

山中3

か所で開花を確認。

1ヵ所はわずかに咲いていた程度。

もう2

ヵ所は、そこそこ開花という感じ。

 

昨年も

同じような時期に開花を確認している。

 

シマギョクシンカ開花(’22/4月下旬)

 

本種は高木林内の日陰に生えるような低木。

そのため、開花していない時期は、

まったく目立たない樹種である。

 

開花が進むと、

白花が全体として半球状に見えるので、

そこそこ目立つ。

 

芳香もあるが、

これは近づかないとわからないぐらい。

 

 

<樹名板>

 

 

 

 

 

 

開花の様子

 

 

生えている様子

 

樹林下の低木なので、まったく目立たない

 

 

開花の様子

 

まとまって咲くので全体として半球状に見える

1つの花は白5裂、おしべ5、めしべ1

 

めしべの花柱は大きく棍棒状

 

 

葉は対生

長楕円形で先がとがる

 

 

 

 

見るには?

 

おもに高木性林内で見られる低木性樹木。

父島では各所でぽつりぽつりと見られます。

 

普段は目立たないので、あまり紹介していません。

花が咲いている時期はおもに森歩き紹介します。

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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